2016年5月16日月曜日

建築のアレコレ 【地鎮祭】

地鎮祭は古来より

建築敷地をお守りする神に

家屋を建てる赦しを求め、

土地の霊を鎮め、

穢れを清め祓い、

永遠の加護と

工事の安全成就を祈願するもので、

建築に関わる様々な祭式の中でも

最も意義が深いと考えられており、

他の祭儀(上棟式、竣工式等)と比べて

省略されることの少ない祭式です。



弊社の岩戸4丁目住宅の地鎮祭は

浦賀の東叶神社にお願いして

4月16日(土)、穏やかな春の陽光の中、

厳かに執り行われました。



まず敷地の中央に祭壇を設置し、

祭儀は神主様の祝詞・お祓い、

鍬(クワ)入れ・鍬(スキ)入れ、

玉串奉奠(ホウテン)と進み、

最後にお神酒で乾杯して

所要時間約20分程です。



今回は建売住宅ですので

社内の担当者のみで行いましたが、

注文住宅であればお施主様が主役。

いよいよ我が家を建て始める

ハレの日と言えるでしょう。



お施主様には「エイ!エイ!エイ!」と

声を出して鍬入れをして頂くのですが、

このハレの瞬間を是非多くの皆様に

体験してもらいたいと思っております。


*建築事業部  担当:長谷川