2015年2月14日土曜日

相続コンサルの進化! 相続対策の 「3本の矢」 続き!


「3本の矢」とは?
1.資産の組み換え
 (ポートフォリオの見直し)
2.法人所有
 (プライベートカンパニーに資産を移す)
3.贈与
 (法人の株を連年贈与)


前回のおさらいから!


1の矢の資産の組換えは、

まず不良資産を正常化すること。

そして売却できるものは現金化し、

その資金を次のプライベートカンパニーへ出資する。

と、ここまでは先週号で解説しました。


そして、2の矢では、

プライベートカンパニーを設立し、

そこへ順次資産を移転して行くという作業です。

今後は、法人税が下がり、

個人の所得税や資産税が上がる傾向ですので

益々法人所有が有利になってきます。

繰り越し控除も9年使えて、

税金のロスがありません。

又、出資者と法人の代表者を別の人、

つまり代表者を相続を受け取る予定の人にする事で、

認知症対策にも有効ですし、

相続時に誰がこの会社、

誰がこの会社。と言うように、

法人ごとに分ける事で、

分割協議がスムーズです。

それから相続税の評価も

含み益があれば含み益分の

法人税を相続税評価から

控除することもできます。

とにかく、

法人を利用する事はメリットばかりで、

ほとんどデメリットがありません。 

又、どの法人形態が良いのかは、

また別の機会に書かせて頂きます!



不動産コンサルティングマスター

土屋多江子でした~!