2015年2月24日火曜日

相続コンサルの進化! 相続対策の 「3本の矢」 続き!

先日

センチュリー21の全国大会に

行って来ましたー!

今年、30周年記念の年なので

豪華ゲスト!

お名前は言えませんが

今年60歳なのに

踊って歌って

これから新曲もリリースするそうです!

年齢は関係なく、まだまだ頑張らなければ!

と、とても良い刺激を頂きました。






















それでは前回のおさらいから!

「3本の矢」とは?
1.資産の組み換え
 (ポートフォリオの見直し)
2.法人所有
 (プライベートカンパニーに資産を移す)
3.贈与
 (法人の株を連年贈与)




いよいよ今日は3の贈与です!


1の矢の資産の組換えは

まず不良資産を正常化すること。

そして売却できるものは現金化し

その資金を2の矢で

プライベートカンパニーへ出資して

法人を利用する。

と、ここまでは前回解説しました。


そして、3の矢は贈与です。

プライベートカンパニーの株を

徐々に相続人に贈与していくのです。

決算書上での作業ですので

登記費用などの諸費用もかからず

税理士さんにお願いするだけで事が足ります。

そして基礎控除以下であれば

贈与の申告書も不要です。

プライベートカンパニーが

時価の半分くらいの借金をして

収益不動産を所有するなら

株の評価は相続税評価となり

時価の3分の1くらいになることもあります。

そうなれば

株価はゼロということもあって

株を全て相続人に贈与しても

非課税ということだってあり得ます。

少しずつ毎年贈与するも良し

相続時清算課税制度で

一気に贈与しても良しです。

その結果

被相続人の資産は圧縮され

相続税評価が下がり

相続人へ資産と所得が移転して

相続人は納税資金を蓄えることができます。



以上で

相続対策「3本の矢」の解説でした! 

面倒くさい作業に思えますが

相続税が増税されるなど

何か対策を取らないと

財産が無くなってしまう時代です。

一つ一つ片付けるように取り組んで行きましょう!


不動産コンサルティングマスター

土屋多江子でした〜!